普通は、利上げでユーロが上昇し、悪い雇用統計によって米ドルが下落すると考えるはずですが、結果はその反対でした。

 サミット(8日から)前に、米ドルの下落は避けたいという思惑・圧力が加わったのでしょうか?

 為替取引(貿易等の実需にしろ、投機資金にしろ)は、基軸通貨である米ドルを仲介役として成り立っているので、米ドルが不安定になると世界中が混乱に巻き込まれてしまいます。

 ただそれでも、一般的な見方は、ユーロ上昇・米ドル下落というもののようです。(この先数ヶ月から1年程度のスパンで。)

 しかし、このようなファンダメンタルで相場を見るのは危険ですね。大局は正しくても、実際のトレードで勝てるとは限らないので、テクニカル分析で機械的に売買する方が良いのかもしれません。主観(客観かもしれない)を排除して相場を見るのが大切なようです。

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