SSブログ

一流国家幻想と現実のランキング ある指標を例に [政治経済]

主要国の信用ランキングは以下のとおりです。( )内は前年。

日本は一流国ではないことが、こういう指標でもはっきりした。
意識の上ではまだ世界一の一流国家なんだけど。
振り返ってみれば、一流国家だったのは、1980年代だけだったのかもしれない。
一流であれば、内向きであってもそれほど問題はない。
(国内でトップであれば、世界でトップということだから。)
当然、そうはいかないということをハッキリと自覚する必要がありそうだ。


1位、(3位)ドイツ
2位、( 1 )米国
3位、( 2 )カナダ
4位、( 4 )オーストラリア
5位、( 6 )英国
6位、( 7 )フランス
7位、( 8 )中国
8位、( 9 )日本
9位、( 5 )サウジアラビア
10位、(10)韓国
11位、(11)メキシコ
12位、(12)ブラジル
13位、(13)南アフリカ
14位、(15)インドネシア
15位、(17)ロシア
16位、(14)イタリア
17位、(16)トルコ
18位、(18)アルゼンチン

・このランキングはCDSの保証料率の低い順にランキングされている。
・ドイツが首位となったこと。
・カナダが意外にも高いこと。
・英国・フランス(ドイツ)よりも日本はランクが低いこと。
・去年も今年も日本は中国よりもランクが低いが、韓国よりは高いこと。
・ヨーロッパ危機の当事国は軒並みランクが低いこと(当然か)。


 (注)クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)とは、債券などのデフォルト(債務不履行)リスクを取引する一種の保険商品。買い手は売り手に保証料を払い、債券発行体がデフォルトした場合に売り手から損失相当額を受け取る。期間5年の取引が中心で、保証料率は刻々と変動する。信用力の指標として注目度は高いが、市場規模が小さく数値はぶれやすい。(ランキングは日経新聞7/16(土)朝刊より)

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:マネー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。