今週も、米国の統計と政策によって株価が左右される、というあまり主体性の無い相場展開が予想されています。  こんな時は、割安な時に買った株の上昇を眺めるか、まだ割安な銘柄があるかを探すか、くらいしかやることはありません。8月と9月の下落で大体割安な銘柄は既に買われて、そこそこの価格になってしまっています。  日経新聞には、この5年から10年の間にyahooの株価が500倍、住金が20倍近くになったという記事が載っていました。他にもみずほ等の銀行株もすごく上昇しました。  長期で考えれば、割安な時に買えばほぼ確実に勝てたはずに、なかなかそうはいきません。将来に対する不確実性が高まるから、なるべく短期で勝負したくなるものです。これもリスクを回避しようとする合理的な行動でしょう。  最適な投資行動というのは難しいものです。