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豪ドルに影響するか? 米国債の償還と利払い [政治経済]

 数日前に、米国債の償還(と利払い)が米ドル相場に与える影響について書きました。当然、米ドルを通して豪ドル・円相場に影響があることは、言うまでもありません。

 これは米ドルの売り材料と考えられますが、今のところ米ドルは好調です。

 ただ、15日のニューヨーク時間になると、どうなるか分かりません。

 一般的には、下がった場合に困らないような対策をすべきということになりますが、個人的には9月頃まではどちらかというと米ドルも豪ドルも下がる可能性の方が高いと考えているので問題ありません。

 でも、外貨預金の代替として利用している人は、下がることには神経質になりますね。


 ところで、レバレッジが何10倍とか何100倍とか言われますが、それよりも、口座への入金額とポジションを円換算した額との関係で考えた方が簡単だと思います。

 例えば100万円入金していて、米ドル1万ドルを買っている場合は、1万(米ドル)×110円(現在の米ドル円相場)=110万円なので、100万円対110万円でほぼ外貨預金と同じような感じということになります。

 この時に、レバレッジ50倍とか100倍とか200倍で注文・約定していても、口座に入金している額が100万円ならば何の問題もありません。レバレッジが高い・低いということとは関係がありません。

 外貨預金のように長期間預けたままにしておくことを前提としたら、含み損が幾ら発生していても関係ありません。戻った時までゆっくり待って、処分すれば良いだけのことですね。損切りをやたらと勧める声には注意が必要です。損切りが必要なのは、高レバレッジの場合だけです。

 先日も触れたゆうこりんのブログではゆうこりんは「損切りが出来ない」とありましたが、お金持ちのゆうこりんは損切りなんてする必要ないと思いますよ。(ゆうこりんはとても立派な相場分析をしています。…)

 なんか話が逸(そ)れました。

 それでも、FXではスワップ金利がもらえるので、外貨預金よりずっとお得です。金利差が逆転しないことが必要ですが。


 ところで、豪ドルは買いポジションが80%と先日書いたのですが、それが今では73%程度まで急落しています。ポジション解消が進んでいるのでしょうか。

 相場に関しては、夏のこの時期はとても不気味な時期(つまり暴落しやすい)なのですが、来週はどうなるでしょうか。最後に米ドルの下落に注意を促すメールを引用します。

 本日15日、NYタイムにおいて米国債の満期償還およびクーポン利払いが予定されています。9月に中間決算を控える国内機関投資家は、ここでどのくらいのドル売り・円買いを行ってくるが未知数です。ただし毎年ドル売りの大きな圧力となって機能しているイベントだけに、注目されています。 また現在は国内勢がお盆休暇、欧米勢もサマーバケーション休暇が多く、マーケットは流動性が乏しい展開となっています。しかし週明け(18日)には休暇明けの取引参加者がマーケットに戻ってくることが想定されることから、流動性が急速に高まることが予想されています。このため本日は、いつもの週末以上にポジション調整を含めた売買が活発となる可能性が指摘されており、また週明け(18日)は流動性の急激な高まりから、値位置が跳びやすくなる可能性も懸念されています。さらに週明けの取引開始時には、週末の終値から乖離した水準で始まる可能性(いわゆる窓空け)も否定できないところです。


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