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PPI、CPIとは [政治経済]

 PPIとは、Producer Price Indexの略で、「生産者物価指数」のことです。米国の労働省が、米国内の製造業者の販売価格を約1万品目について調査し、発表するものである。製造段階別(最終財・中間財・原材料)、品目別、産業別の数値が毎月発表されます。

 PPIはインフレ率(物価上昇率)の判断に用いられ、日本の「卸売物価指数」(現在は「企業物価指数」といい、日銀が調査・公表する)に近い統計で、日本の卸売物価は輸送費や流通マージンを含んだものになっているのに対して、PPIは生産者の出荷時点での価格を対象としたものになっています。


 一方、CPIとは、Consumer Price Indexの略で、「消費者物価指数」のことです。(日本の)総務省(省庁再編以前:総務庁)が毎月発表する統計で、「東京都区分」と「全国」の2種類があります。すべての商品を総合した「総合指数」のほか、物価変動の大きい生鮮食品を除いた「生鮮食品除く総合指数」も発表されます。


 商品の販売には卸売と小売の区別があります。消費者に対しての販売を小売という。スーパーや商店で買い物をするとき、小売商から小売りされているといえます。この段階での価格を指数化したものが「消費者物価指数」です。

 「消費者物価指数」は、家計でよく消費するもの、長期間値段を調査できるものなどいくつかの条件をもとに、500品目以上の値段を集計して算出されます。タクシー代やクリーニング代といったサービスの料金も含まれます。

 なお、元本が全国消費者物価指数(CPI)に連動して増減し、金利は利払い時の想定元金額に応じて支払われる国債のことを物価連動国債といいます。


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