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内部統制の徹底はまず… [政治経済]

 数年前、5年位前までは団塊世代が退職すると、年金給付に膨大なお金が必要だということで、賦課方式の年金方式には無理があるという議論が中心だったと思います。  この背景には、バブル後若年の失業率が高くなり、義務であるはずの年金保険料を納付しない(出来ない)という事情もあったと思います。  ここでの問題は、年金の制度設計と雇用政策でした。  ところが、社会保険庁の横領という問題が明らかになって以降、争点がずれて、信頼出来ると思っていた行政機関の管理体制(内部統制システム)自体に疑問が生じてきました。  横領するような行政機関では、賦課方式だろうが積み立て方式だろうが、年金の制度設計問題は解決しません。  企業に対しては厳格な内部統制ルールが適用されるようになり、財務報告関連については、報告書を作成しなければならなくなりました。  一方行政の方はどうでしょうか。最近の出来事からは、行政こそより厳格なシステムを構築する必要があると思います。
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